カワサキモータースは3月6日、『ELIMINATOR(エリミネーター)』などのクラッチレリーズシャフトついて、レバー部・シャフト部の品質不足により、クラッチ操作が不可能になるおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2024年2月14日~8月29日に製造された「エリミネーター」、『エリミネーター SE』、『Z400』、『Z250』など4車種の計1526台。
クラッチレリーズシャフトの製造工程において、工程管理が不適切なため、レバー部とシャフト部が適切に溶接されていないものがある。そのため、そのまま使用を続けると溶接部が破損し、最悪の場合、クラッチ操作ができなくなり、走行不能となるおそれがある。
改善措置として、全車両、クラッチレリーズシャフトを良品と交換する。
不具合は2件報告、事故は起きていない。