『フェアレディZ NISMO』の魂を込めた「寿司包丁」? 米日産が限定240本発売

日産『Z NISMO』をモチーフにした高級寿司包丁「Z NISMO Precision Sushi Knife」
日産『Z NISMO』をモチーフにした高級寿司包丁「Z NISMO Precision Sushi Knife」全 5 枚

日産自動車の米国部門は、スポーツカー『Z NISMO(日本名:フェアレディZ NISMO)』をモチーフにした高級寿司包丁「Z NISMO Precision Sushi Knife」を限定発売すると発表した。この包丁は、日本の伝統的な刃物作りの技術と最新の自動車デザインを融合させた特別な一品だ。

『フェアレディZ NISMO』の魂を込めた「寿司包丁」

開発には、日産デザインアメリカ、寿司職人の寺田弘行シェフ、そして老舗刃物メーカー「桐生」が携わった。桐生の主任刀匠の桐生聡氏は、Z NISMOのイメージを常に念頭に置きながらデザインを行ったという。

包丁の特徴として、Z NISMOの象徴的なシルエットを想起させるシャープなラインや、NISMOエディション特有の赤いアクセントを取り入れたバッファローホーンのハンドルが挙げられる。刃渡り210mmの両刃で、切れ味の良さと精密さを追求している。

寺田シェフは「シェフの腕前は包丁次第」と語り、この包丁が寿司作りに特化した高性能な道具であることを強調した。

限定240本の生産は、初代『240Z』へのオマージュとなっている。各包丁には個別の番号が刻印され、Zのロゴや寺田シェフのサイン、桐生の印も入れられる。

価格は300.23ドル(約4万5000円)で、日産のレーシングヘリテージを巧みに表現している。また、日産はこのプロジェクトを記念し、テネシー日米協会に寄付を行う予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る