BYDの売上高と純利益が3割増、過去最高に 2024年通期決算

BYD SEALION 7(シーライオン7)
BYD SEALION 7(シーライオン7)全 2 枚

BYDは3月26日、2024年の通期(1~12月)決算を発表した。主要な業績指標が過去最高を記録している。

売上高は前年比29%増の7771億元に達し、株主に帰属する純利益は34%増の402億5000万元となった。グローバル新車販売台数は41%増の427万台を記録し、世界の自動車ブランドの中で第4位にランクインした。

BYDの急成長を支えているのが、積極的な研究開発投資だ。2024年度のR&D支出は前年比36%増の542億元に達し、純利益を大きく上回った。過去14年間で13回も純利益を上回る研究開発投資を行っており、累計投資額は1800億元を超えている。

この巨額投資により、第5世代DMハイブリッドシステムや3モーター駆動のe3プラットフォームなど、革新的な技術の開発に成功している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る