ランチア、モータースポーツファン向け「HFビレッジ」公開…『イプシロン』新型でラリー復帰を祝う

ランチア「HFビレッジ」
ランチア「HFビレッジ」全 6 枚

ランチアは、イタリア・ピエモンテ州アルバで開催されたラリー・レジョーネ・ピエモンテにおいて、ランチア・コルセ「HFビレッジ」を公開した。

【画像全6枚】

HFビレッジは、モータースポーツファンやドライバー、新規参入者向けの拠点として設置された。ユネスコ世界遺産に登録されているランゲ地方の中心地アルバに位置し、ランチアのラリー界への公式復帰を祝うとともに、イタリアのモータースポーツへの情熱を体現する場となっている。

ビレッジ内には、一般向けのホスピタリティエリア、ランチア『イプシロンRally4』で競技に参加するチーム向けの技術エリア、新型『イプシロン』のハイブリッドと電気自動車の試乗スペース、そして280hpの『イプシロンHF』の展示エリアが設けられた。

また、チンザーノ・ラリーチームの協力により、25台のランチア歴代車両のコレクションも展示されている。これは、ラリー史上最多勝利を誇るブランドとしてのランチアの栄光を称えるものだ。

新型イプシロンRally4 HFは、発売からか4か月で40台以上が販売されており、5月8日に開幕するトロフェオ・ランチアでの活躍が期待されている。トロフェオ・ランチアは、40チーム(うち25チームがアンダー35)が参加するワンメイクカップで、優勝チームはランチア・コルセHFチームに加わり、2026年のFIA ERCに参戦する機会を得られる。

イベントには、2度のラリー世界チャンピオンで、ランチアの伝説的ドライバーであるミキ・ビアジョンも参加する。ビアジョンは、イプシロンRally4 HFとイプシロンHFのチューニングに貢献した人物だ。

ランチア・コルセHFの公式ソーシャルメディアチャンネルでは、トロフェオ・ランチアとHFビレッジのライブ中継が行われ、世界中のファンがこの感動的な復帰劇に参加できるようになっている。

《森脇稔》

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