メルセデスマイバッハ、初のオープン2シーター『SL 680』発表…贅沢とスポーツ性を融合

メルセデスマイバッハ SL 680 Monogram Series
メルセデスマイバッハ SL 680 Monogram Series全 13 枚

メルセデスマイバッハは、同ブランド史上最もスポーティなモデル『SL 680 Monogram Series(SL 680 モノグラムシリーズ)』を発表した。まずは欧州市場で販売し、今後順次他の市場にも導入される予定だ。

この新モデルは、マイバッハブランドにとって4番目の製品ラインアップとなり、初のオープントップ2シーターとして位置づけられる。伝統的なメルセデスベンツ『SL』のシルエットを独自の解釈で表現し、スポーティなプロポーションと最高級の快適性を兼ね備えている。

メルセデスマイバッハ SL 680 Monogram Seriesメルセデスマイバッハ SL 680 Monogram Series

パワートレインには4.0リットルV8ツインターボエンジンを搭載し、最高出力430kW(585hp)を発生。9速オートマチックトランスミッション「9G-TRONIC」と組み合わされ、0-100km/h加速は4.1秒、最高速度は260km/hを実現している。また、フルバリアブル4MATIC+全輪駆動システムと電子制御リアアクスルロッキングディファレンシャルを標準装備し、滑りやすい路面でも優れたトラクションを確保する。

デザイン面では、2つの特別なコンセプトが用意されている。「White Ambience」は、マイバッハ特有の2トーンカラーを新たに解釈し、上部にオブシディアンブラックメタリック、下部にMANUFAKTURオパライトホワイトマグノを配色。「Red Ambience」では、オブシディアンブラックメタリックとMANUFAKTURガーネットレッドメタリックが対比的に使用されている。

メルセデスマイバッハ SL 680 Monogram Seriesメルセデスマイバッハ SL 680 Monogram Series

インテリアは、クリスタルホワイトの持続可能な方法でなめされたMANUFAKTURのエクスクルーシブナッパレザーを広範囲に使用し、明るく優雅な雰囲気を演出。新しいフローラルデザインのシートだけでなく、ドアパネル、センターコンソール、シート後部にも使用されている。

外観の特徴としては、マイバッハモデルで初めてA字型のクロームラジエーターグリルを採用。グリルの輪郭とマイバッハのロゴが照明付きで、スポーティな印象を強調している。フロントバンパーには水平方向のエアインテークとクロームトリムを配し、ウインドスクリーンフレームもクロームで仕上げられている。

メルセデスマイバッハ SL 680 Monogram Seriesメルセデスマイバッハ SL 680 Monogram Series

リアには、マイバッハロゴが入ったテールライトとブランド専用のリアバンパー、クロームトリム、専用デザインのディフューザーを装備。21インチの鍛造ホイールは5穴デザインまたはマルチスポークデザインから選択可能だ。

ソフトトップは、ライトブラックカラーの生地に、控えめに統合されたアンスラサイトカラーのマイバッハパターンが施された音響快適性に優れた仕様となっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「バカ売れするやつだこれ」SNS大盛り上がり! トヨタ『カローラクロス』のGRスポーツ、日本導入は
  2. 「変形ロボじゃん」可変カウル装備の新型BMW『R 1300 RT』にファン驚愕
  3. 「日本仕様もこのままで!」“2つの顔”を持つ新型トヨタ『カローラクロス』にSNS興奮
  4. 日産『テラノ』が4年ぶり復活!? ブランド初のPHEVクロスオーバーSUV
  5. メルセデスマイバッハ、初のオープン2シーター『SL 680』発表…贅沢とスポーツ性を融合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  3. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  4. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る