GM、EVだけでなくガソリン車の生産も増強…米工場に総額40億ドル投資へ

GMの米カンザス州カンザスシティのフェアファックス組立工場
GMの米カンザス州カンザスシティのフェアファックス組立工場全 2 枚

GMは、今後2年間で約40億ドルを米国内の製造拠点に投資し、ガソリン車と電気自動車の両方の生産を拡大すると発表した。

この新たな投資により、GMは米国で年間200万台を超える車両を組み立てる能力を獲得する。この発表は、同社がニューヨーク州バッファロー近郊のトナワンダ推進工場に8億8800万ドルを投資すると最近発表したことに続くものだ。

ミシガン、カンザス、テネシー州の工場では、GMの最も人気の高い車種の完成車生産を拡大する。

ミシガン州のオライオン組立工場では、2027年初頭からガソリン駆動のフルサイズSUVと軽量ピックアップトラックの生産を開始し、継続的な強い需要に対応する。その結果、ミシガン州デトロイト・ハムトラムクのGMファクトリーZEROは、シボレー『シルバラードEV』、GMC『シエラEV』、キャデラック『エスカレードIQ』、GMC『ハマーEV』ピックアップとSUVの専用組立拠点となる。


《森脇稔》

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