ホンダは、ブラジル・サンパウロ州イチラピナ市とスマレ市にある自動車工場の第2シフト生産体制を強化するため、350人の正社員採用プロセスを開始したと発表した。
この措置は同社のブラジルへのコミットメントを強化するもので、昨年発表された42億レアルの投資計画と連動している。
選考プロセスは7月に開始され、新入社員は9月から10月にかけて研修段階として入社する予定だ。これにより、ホンダは製品への高まる需要に対応するため工場体制の強化を図る。約250名がイチラピナ工場に、100名がスマレ工場に配分される。
2024年4月以降、第2シフト生産は部分的に稼働している。2025年12月から完全な2シフト体制となることで、ホンダは年間生産量を20%増加させることを期待している。