テスラ向け高性能アフターマーケット製品を手がけるアンプラグドパフォーマンス(Unplugged Performance)は、世界初の破壊不可能ホイールを謳う、「UPフォージド ロードウォリアー(UP-RW)」を米国で発表した。
このホイールは自動運転モビリティの未来とテスラのロボタクシー「サイバーキャブ」向けに開発された初の鍛造ホイールだ。テスラ『モデル3』と『モデルY』の全バリエーションに対応し、世界中で販売される。

UP-RWの最大の特徴は、交換可能なアルミ製カーブガードリングを搭載していることだ。縁石やポットホールとの接触時に損傷を吸収するこの外側リングは、タイヤを外すことなく簡単に交換できる。さらに同社は、通常使用でUP-RWホイールが曲がったり割れたりした場合の生涯交換保証も提供している。
UP-RWフォージドホイールは、テスラ純正タイヤ向けに設計されており、19インチまたは20インチホイールのモデル3とモデルYオーナーは追加購入の必要がない。サテンブラックとサテンガンメタルの2トーン仕上げで、あらゆるカラーのモデル3とモデルYに適合する。
テスラの将来のロボタクシー車両向けに設計されたこのホイールは、高走行距離ドライバー、商用オペレーター、最大限の耐久性を求めるユーザー向けに開発された。一体成形の鍛造空力ディスクを採用し、ホイール周辺の空気乱流を最小化して抗力を削減する。

開発テストでは、計算流体力学(CFD)データにより、UP-RWホイールがテスラの最も抗力の少ない量産ホイールの18インチフォトンエアロカバードホイールとほぼ同等の性能を示し、UP-RWは0.010 Cd以内の差に収まった。RWは史上最も空力性能に優れたホイールの一つとなる。
UP-RW(ロードウォリアー)ホイール4本セットは、19インチが2595ドル、20インチが2995ドルの導入価格で限定販売される。ビレット鍛造センターキャップとカーブガード付きで、アンプラグドパフォーマンスは世界中に出荷していく。