AUTOSAR準拠のARXML作成サービス、日立産業制御が国内初展開…SDV開発効率化へ

SDV時代に向けた連携イメージ
SDV時代に向けた連携イメージ全 1 枚

ドイツのベクター・インフォルマティク社は9月17日、同社のデジタルエンジニアリングプラットフォーム「PREEvision」を活用したARXML作成エンジニアリングサービスを、日立産業制御ソリューションズが国内で初めて販売すると発表した。

このサービスは、SDV(Software Defined Vehicle)開発における国際標準化規格「AUTOSAR」に準拠したシステム開発を支援するもの。完成車メーカーとサプライヤーが共通のデータ形式で設計開発することで、開発工数の30~50%削減を目指す。

日立産業制御は、ベクターの認定資格「Certified Embedded Professional」と「Certified PREEvision Configurator」の両方を国内で唯一取得。この専門知識を活かし、要件定義から設計、開発、テスト業務までをベクターのツールチェーンで統一する。


《森脇稔》

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