西日本を代表するカーオーディオコンテスト「まいど大阪・春のプチ車音祭2026」が開催された。ハイファイサウンドを追求した注目のユーザーカー10台を紹介する。
西日本のカーオーディオコンテストといえば「まいど大阪・車音祭」。秋の車音祭に参加するユーザーから「春にも開催してほしい」との要望を受けて「春のプチ車音祭」が誕生し、早くも11年目を迎えた。レギュレーションはエキスパートクラス、システム総額別のA/B/Cクラス、評論家クラスの5部門。マイカーライフ登録店のインストーラーが丹精込めて仕上げた音質重視のカーオーディオ搭載車から、注目の10台をピックアップして紹介しよう。
◆VW ゴルフ オールトラック|ブラックスとRS AUDIOで作る高精細サウンド
(オーナー/河野大祐さん)by カーオーディオクラブ
VW ゴルフ オールトラック(オーナー/河野大祐さん)by カーオーディオクラブ
サウンドコンペで活躍する河野さんのVW『ゴルフ・オールトラック』は、カーオーディオシステムをさらにグレードアップした。まず目に入るのがリアラゲッジの作り込みだ。ブラックス・REVELATION RX2 PROをはじめ、クワトロリゴのパワーアンプやDSPなどをスマートにインストールしている。
VW ゴルフ オールトラック(オーナー/河野大祐さん)by カーオーディオクラブ再生プレーヤーにはフィーオ・M27を新たに導入。リゾルト・M-DSPとの組み合わせにより、細かな質感までシャープに描き出す。スピーカーにはRS AUDIOのマスターシリーズを採用し、厳選したパワーアンプによって各ユニットの能力を十分に引き出している。河野さんはLEDを組み込んだラゲッジの独創的なデザインがお気に入りと笑顔で語ってくれた。
◆トヨタ・ランドクルーザー300|DLSの3ウェイで広大な音場を構築
(オーナー/森本 健さん)by AVカンサイ 堺店
トヨタ・ランドクルーザー300(オーナー/森本 健さん)by AVカンサイ 堺店コンテストで優勝や上位入賞を重ねる森本さん。これまで活躍してきたメルセデスとは別に、新たなトヨタ『ランドクルーザー300』を披露してくれた。好みのサウンドを再現するため、選りすぐりのカーオーディオコンポーネントを搭載。スピーカーにはスウェーデンの老舗ブランドDLSのスカンジナビア30(ツイーター)、75(ミッドレンジ)、165(ミッドバス)を組み合わせたフロント3ウェイシステムを採用している。
トヨタ・ランドクルーザー300(オーナー/森本 健さん)by AVカンサイ 堺店DAPはフィーオ・M27、DSPはリゾルト・M-DSPを搭載。広く静粛性にも優れる車内に、クリアでスケール感のあるサウンドが広がる。今後はさらにサウンドチューニングを煮詰め、理想とするサウンドステージの構築を目指すという。
◆メルセデスAMG C43|クワトロリゴOPUSが描く上質なハイレゾサウンド
(オーナー/橋本典孝さん)by AVカンサイ天王寺店
メルセデスAMG C43(オーナー/橋本典孝さん)by AVカンサイ天王寺店「カーオーディオを購入したきっかけは、大阪オートメッセでデモカーの音を聴いて感動したことです」と語るメルセデスAMG『C43』のオーナー、橋本さん。同コンペへの出場は今回で7度目となる。スピーカーにはクワトロリゴの最上級モデル、OPUSシリーズを採用。ツイーター、ミッドレンジ、ミッドバスによるフロント3ウェイ構成だ。
メルセデスAMG C43(オーナー/橋本典孝さん)by AVカンサイ天王寺店サブウーファーはモレルの20cmユニットを2発使用し、コンパクトなボックスに収めてトランク内にセット。DAPにはフィーオ・M27を使用し、リゾルト・M-DSPとの組み合わせによってハイレゾ音源をシャープに再現する。OPUSシリーズは温かみのある音色を持ちながら、切れ味の良さと高い解像度も両立。ほかのスピーカーとは一線を画す気品あるサウンドに仕上がっていた。
◆BMW 318i|RS AUDIOマスターを移設して新たな音作りに挑戦
(オーナー/堂園浩二さん)by AVカンサイ京都店
BMW 318i(オーナー/堂園浩二さん)by AVカンサイ京都店本格的にカーオーディオを始めて15年になるという堂園さんは、スバル『レヴォーグ』からBMW『318i』へ乗り換えた。このBMWには前車から使用していたRS AUDIOのマスターシリーズを移設。DSPはリゾルト・M-DSP、再生プレーヤーはアイバッソからフィーオ・M27へ変更した。
BMW 318i(オーナー/堂園浩二さん)by AVカンサイ京都店高いボディ剛性を備えたBMWは国産車とは音の響き方が異なり、輪郭の明瞭なサウンドを作りやすいという。現時点では音を調整している段階で、まだ追い込む余地が残されている。それでもダイナミックな音の立ち上がりやサウンドステージの表現は見事で、全帯域のバランスが整った心地よくナチュラルなサウンドに仕上がっていた。近くさらなるグレードアップも予定しているという。
◆ホンダN-BOXカスタム|2chハイレゾと5.1chシアター再生を両立
(オーナー/友森 幹さん)by ジパング
ホンダ N-BOXカスタム(オーナー/友森 幹さん)by ジパング若い頃からクルマと音楽、カーオーディオを趣味にしてきた友森さんは、新たな愛車となったホンダ『N-BOXカスタム』にこだわりのシステムを構築した。Honda CONNECT 9インチカーナビを中心に、メディアプレーヤーのアウネ・GTS1 PRO、ゴールドホルン・DSPA1616 ULTRA(16chパワーアンプ内蔵DSP)を組み合わせている。
ホンダ・N-BOX CUSTOM(オーナー/友森 幹さん)by ジパング高音質な2chハイレゾ再生に加え、センタースピーカーとリアフィルスピーカーを設置することで5.1chシアター再生にも対応。DSPに搭載された「SKYATOM」サラウンド回路により、一般的な2ch配信コンテンツでもマルチチャンネルに近い立体的な表現を作り出せるという。
◆トヨタ・アクア|ブラックスのマトリックスで構築した4ウェイシステム
(オーナー/長住康二さん)by ウェイブ トゥ ポート
トヨタ・アクア(オーナー/長住康二さん)by ウェイブ トゥ ポートドイツのブラックスを中心にハイエンドシステムを構築したトヨタ『アクア』。長住さんは通勤時や週末に、好きなロックやJポップをよく聴くという。スピーカーにはマトリックスシリーズを全面的に採用。ML-28 PRO(ツイーター)、2.1(2インチドーム型スコーカー)、6.1PP(16cmミッドバス)、10.1(25cmサブウーファー)を搭載したマルチ4ウェイシステムだ。
トヨタ・アクア(オーナー/長住康二さん)by ウェイブ トゥ ポートDSPはヘリックス・DSP ULTRA、パワーアンプはブラックス・NOX4とカロッツェリア・RS-A99Xの2基を使い、各スピーカーユニットを精緻にドライブする。力感に富んだダイナミックなサウンドで、音の立ち上がりの良さも印象的だった。
◆トヨタ・カローラ ツーリング|DLSとキッカーで初の3ウェイ化
(オーナー/中川 浩さん)by イースト
トヨタ・カローラ・ツーリング(オーナー/中川 浩さん)by イースト同コンペには初参加というトヨタ『カローラ・ツーリング』のオーナー、中川さん。クルマの乗り換えを機に、プロショップへカーオーディオのシステムアップを依頼した。スピーカーはDLS・RC3(同軸型3インチスピーカー)をAピラーに設置し、ドアにはキッカー・KSS6704のミッドバスをセット。サブウーファーにはアンプ内蔵型のキッカー・HS10を使用する。プレーヤーはフィーオ・M23、DSPはヘリックス・DSP PRO MK3を搭載。両機を組み合わせることで、ハイレゾ音源をシャープかつ高精細に再生する。
ホンダ・カローラ ツーリング(オーナー/中川 浩さん)by イースト以前はフロント2ウェイだったが、今回3ウェイ化したことで音質と音場感が向上。仕上がったサウンドに中川さんも満足している様子だった。好きなアーティストは「B'z」で、大ファンだという。
◆メルセデスAMG A35|モスコニのアンプで力強く明瞭な音を再現
(オーナー/川崎洋史さん)by アミューズ
メルセデスAMG A35(オーナー/川崎洋史さん)by アミューズ普段聴く音楽ジャンルを尋ねると「ヒップホップやソウルミュージックが好きです」と語る川崎さん。愛車のメルセデスAMG『A35』は、音質にこだわって選び抜いたユニットでまとめられている。ツイーターにはブラム、ミッドレンジとミッドバスにはフォーカルを採用。サブウーファーは後席中央のトランクスルー部分にグラウンドゼロの25cmユニットを1発ビルトインした。
メルセデスAMG A35(オーナー/川崎洋史さん)by アミューズパワーアンプはモスコニで統一。ZERO 4を3基とZERO 3を組み合わせたシステムは駆動力に優れ、ボーカルや楽器の輪郭を曖昧にすることなく、力強く明瞭に描き出す。DAPはソニーの「金のウォークマン」、DSPはヘリックス・DSP ULTRA Sを搭載している。
◆トヨタ・プリウス|マイクロプレシジョンとブラムで3ウェイ化
(オーナー/中嶋亮太さん)by パラダ
トヨタ・プリウス(オーナー/中嶋亮太さん)by パラダ先輩の勧めでカーオーディオの楽しさを知り、本格的なシステムを購入したというトヨタ『プリウス』のオーナー、中嶋さんは福井県から来場した。通勤時も休日も好きなロックやポップスをよく聴いているという。スピーカーはマイクロプレシジョンの5シリーズとブラムのミッドレンジを組み合わせたフロント3ウェイ構成。リアラゲッジにはブラックス・ML10サブウーファーを大きめのボックスに収めて設置した。
トヨタ・プリウス(オーナー/中嶋亮太さん)by パラダ再生プレーヤーはフィーオ・M11 Plus、DSPはヘリックス・DSP.3を使用する。フロント3ウェイとサブウーファー、DSPを組み合わせたことで幅広い音楽ジャンルを楽しめるようになり、「どんなジャンルでも聴けます」と満足そうに語ってくれた。
◆BMW X3|モレルとブラックスで追求した聴き疲れしない音
(オーナー/尾上貴紀さん)by AVカンサイ宝塚店
BMW X3(オーナー/尾上貴紀さん)by AV カンサイ宝塚店昔からオーディオに興味があり、2024年頃からBMW『X3』のカーオーディオシステムを本格的に作り始めたという尾上さん。Jポップからシンフォニーまで幅広いジャンルを聴く音楽ファンだ。スピーカーにはモレルのイレイトカーボン プロを採用。パワーアンプはブラックス・グラフィックGXとDLS S4を使用する。
BMW・X3(オーナー/尾上貴紀さん)by AV カンサイ宝塚店再生プレーヤーはフィーオの新モデルM27、DSPはヘリックス・DSP ULTRAを組み合わせ、音質を重視した明瞭で立体的なサウンドステージを構築した。第一印象は聴き疲れしない自然なサウンド。帯域バランスと質感表現を重視した仕上がりからは、綿密なサウンドチューニングの成果が感じられた。




