日産『エルグランド』正式発売、価格は689万7000円…16年ぶり刷新で『アルファード』追撃へ

日産 エルグランド 新型
日産 エルグランド 新型全 38 枚

日産自動車は7月16日、16年ぶりのフルモデルチェンジとなる高級ミニバンの新型『エルグランド』を発売した。価格は689万7000円から。

【詳細画像】16年ぶりのフルモデルチェンジとなった日産『エルグランド』

2025年10月の「ジャパンモビリティショー2025」で4代目となる新型が先行公開。2026年夏に発売されることがアナウンスされ、話題となっていた。高級ミニバン市場で圧倒的なシェアを誇るトヨタ『アルファード』『ヴェルファイア』の牙城を崩すことができるかが注目される。

新型エルグランドは、第3世代となる日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」と、進化した電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」、インテリジェント ダイナミックサスペンションを採用。乗員全員が感じられる乗り心地の良さと、エルグランドのDNAである「運転の愉しさ」をさらに高め、グランドツーリング体験を提供するとしている。

◆日本の伝統工芸をとり入れたデザイン

日産 エルグランド 新型日産 エルグランド 新型

デザインコンセプトは「The private MAGLEV(リニアモーターカー)」。リニアなスピード感と威風堂々とした佇まいを融合させた、ジャパンフラッグシップモデルにふさわしいデザインを実現した。

フロントグリルは日本の伝統工芸「組子」をモチーフとし、シグネチャーランプへと連続した設えを施している。横一文字のリアコンビランプにも同じ組子パターンを配置した。

ボディカラーは全5種類。「プリズムホワイト」「至極 -シゴク-」「ダークメタルグレー」「ミッドナイトブラック」のモノトーン4種類に加え、新色「FUJI DAWN -フジドーン-」と「至極 -シゴク-」を組み合わせたプレミアム2トーンを設定した。

インテリアは特別なプライベートラウンジのような空間を目指して開発。センター・メーターディスプレイには国内モデルとして初となる14.3インチの大画面統合型インターフェースディスプレイを採用した。最大64色の設定が可能な間接照明も配置している。

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◆第3世代e-POWERと進化したe-4ORCE

搭載する第3世代「e-POWER」は、発電特化型エンジン(ZR15DDTe)と、モーター・発電機・インバーター・減速機・増速機の5つの主要部品を一つにまとめた5-in-1「e-POWER」電動ユニットで構成される。100%モーター駆動により、力強く上質な走りを実現した。

「e-4ORCE」はリヤモーターのトルクを積極的に活用することで、より気持ちのよいコーナリングを実現。走行中のモーター出力とブレーキ作動の状態はメーターディスプレイに表示し、制御を視覚的に確認できる。

ドライブモードは「ECO」「STANDARD」「SPORT」「COMFORT」「SNOW」「PERSONAL」の6種類を用意した。

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走行シーンに応じて4輪の減衰力を可変するインテリジェント ダイナミックサスペンションを採用。車体の揺れを抑え、落ち着いた挙動を実現することで、「e-POWER」と「e-4ORCE」による快適な乗り心地をさらに高めるとしている。

また、停止直後の車両の揺れ動きを抑え、乗員の姿勢変化を低減するように補助する「スムースストップ機能」により、停止時に細かいブレーキ操作をすることなくスムースに停車をすることが可能。「アクティブ・ノイズ・コントロール」は、世界初となるエンジンからの騒音に加えてロードノイズも低減する機能により、高い静粛性を実現した。

◆快適な室内空間と充実装備

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室内スペースは先代から大幅に拡大。ゼログラビティシートを全席に採用し、2列目シートは大人でも寝返りを打てるほどの幅広さを確保した。助手席と2列目左右席の3席でオットマンの同時使用も可能だ。

音響システムにはBOSE 22スピーカープレミアムサウンドシステムを採用。3Dサラウンド再生により、車内が映画館のような音響空間になるとしている。

100V AC電源(1500W)を3つ装備し、アウトドアでの家電製品の稼働や、災害時の非常用電源としても利用できる。

7名乗車の状態で機内持ち込みサイズのスーツケースを7個積載できる荷室スペースも確保した。

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◆充実の先進運転支援システム

高速道路での運転を支援する「プロパイロット」は、X e-4ORCEに「プロパイロット」、G e-4ORCEに渋滞時のハンズオフが可能な「プロパイロット(ナビリンク機能、渋滞時ハンズオフモード、車線変更支援機能付)」を標準装備。さらにX e-4ORCEには「プロパイロット(ナビリンク機能、渋滞時ハンズオフモード、車線変更支援機能付)」、G e-4ORCEには「プロパイロット2.0」をそれぞれオプション設定した。

「プロパイロット(ナビリンク機能、渋滞時ハンズオフモード、車線変更支援機能付)」は、新たに渋滞時に50km/h以下のスピードでハンズオフした状態の走行が可能となったほか、ドライバーによるウインカー操作により、車線変更支援(60km/h~)を行う機能を追加した。

メモリー機能付きの「プロパイロット パーキング」では、記録した駐車位置に近づくと、ボタン一つでステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ、パーキングブレーキのすべてを自動で制御することができる。

「インテリジェント アラウンドビューモニター」には交差点等で運転席から死角になる前方の左右が見えるようにサポートする「フロントワイドビュー」、ミラーを閉じた状態で車両側面後方を映し、駐車をサポートする「ミラークローズビュー」、車両の周辺状況を3D映像でより直感的に確認可能な「3Dビュー」の表示機能を搭載した。

◆新サービス「みまもりドライブ」

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NissanConnectインフォテインメントシステムはグーグル搭載により、「グーグル マップ」「グーグル アシスタント」「グーグル プレイ」の各機能に対応する。

同日より、第2世代NissanConnectサービス会員向けに新サービス「みまもりドライブ」を追加。家族などの運転状況をスマートフォンへリアルタイムに通知し、安全なドライブをサポートする機能だ。あらかじめ設定したエリアへの出入りや、設定した制限速度の超過などを通知する。

新型エルグランドは「X e-4ORCE」(689万7000円)と「G e-4ORCE」(757万9000円)、2グレードの展開となり、いずれも「e-4ORCE」の4WDモデルとなる。このほか、日産モータースポーツ&カスタマイズによるカスタムモデル「AUTECH」や「VIP」なども用意される。

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《レスポンス編集部》

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