経営再建中の日産自動車が、16年ぶりに全面改良した大型ミニバンの新型『エルグランド』を発売した。すでに昨年秋の「ジャパンモビリティショー2025」の会場で先行公開していたが、きのう(7月16日)は、横浜市の日産本社ギャラリーで発売記念イベントが開催された。
きょうの各紙も経済面に大きく取り上げているが、このうち、産経は「新型HV『エルグランド』日産、巻き返しへ16年ぶり刷新」とのタイトルで「独自のハイブリッド技術『e-POWER(イーパワー)』の次世代版を搭載したハイブリッド車(HV)のみの販売で、高い運転性能や乗り心地の良さなどを打ち出し、この16年間でトヨタ自動車の『アルファード』などに席巻された市場で巻き返しを図る」。
日経も「日産『エルグランド』689万円、先進技術『全部入り』」として、「価格は競合する『アルファード』より同等グレードで20万円以上高い。後発ながら価格勝負は挑まず、先進技術を投入した乗り心地で差異化を図る」と強調。さらに、「新型エルグランドはすでに一般顧客から5000台以上、法人を含めると約6000台の注文を受けている」とも伝えている。
この日、日産は新型エルグランドの発売と同時に、新たなブランドメッセージもお披露目。「羹(あつもの)に懲りて…」というわけでもないだろうが、これまでの挑戦的なやや乱暴なイメージの「やっちゃえ NISSAN」から、新たに「らしく走れ NISSAN」という、「個性」を尊重しつつ、かつての売上至上主義の教訓からお行儀の悪い販売を戒めるなど、謙虚さもうかがえるようなメッセージに改められたのは興味深い。
日産 エルグランド 新型(右)と歴代モデル
2026年7月17日付
●フィジカルAI30年度に「国産」開発ノエトラ始動 (読売・2面)
●新エルグランド発売、日産HVのみ689万円から (読売・8面)
●ダイハツ3車種29万台リコール(朝日・27面)
●万博EVバス検証「安全リスク、認識不十分」 (朝日・28面)
●ホンダ、改良N-BOX発売、軽で11年連続首位 (産経・8面)
●夏ボーナス初の100万円超、4.4%増、日経最終集計、5年連続で最高 (日経・1面)
●ベトナムで電動二輪生産、ホンダ、新型を9月にも (日経・11面)
●都内で台湾エキスポ、鴻海はEV展示、154社出展(日経・11面)
●商用EV「電池交換式」探る、3分で完了、充電時の待機不要、いすゞ、ごみ収集車で実験 (日経・16面)
●F1人気,スパンサーも熱戦、「推し活」女性・若者に照準 (日経・27面)
●自動車株、軒並み上昇、三菱自6%高、見直し買い進む (日経・19面)




