問題が軽油に飛び火、第2ラウンドは石原知事 vs 通産省!?

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30日に開催された都知事と自動車メーカーとの面談で、軽油の話題が中心になったこと関し、石油業界の関係者が色めきだっている。都知事の一方的な攻めで終わったこの会合だが、ディーゼル排ガスの問題を引き起こしている原因のひとつは軽油にふくまれる硫黄であるとの説明には、石原都知事もうなづき、どうやら、ほこさきは軽油にもむけられそうな雲ゆきなのだ。

都知事も「国に規制を強化するようにいいにいくときはいっしょにきてくれ」と半分強制的な雰囲気でメーカーに協力を要請。当の自動車業界はあとになって「少し軽油批判ばかりをしすぎた…」との後悔する声も。

この展開にあわてたのは石油業界を所管する通産省。会談の内容を詳しく調べるよう担当課に指示が出たという。相手が環境庁なら耳もかさないだろうが、石原都知事というだけあって何がどう展開するかわからず戦々恐々だ。

《編集部》

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