フィアットの超小型EV『トポリーノ』が米国上陸、最高速30km/hの低速電動車として販売…約230万円

・フィアットの小型電動車「トポリーノ」が米国市場に上陸。希望小売価格は1万3995ドルで、一部ディーラーで限定販売が始まった。

・5.4kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、最高速度は時速19マイル、航続距離は最大46マイル。LSVキット導入で時速25マイルへの引き上げも可能。

・ステランティス傘下のフィアットにとって、急成長するマイクロモビリティ市場への戦略的な参入となる。

フィアット・トポリーノ
フィアット・トポリーノ全 4 枚

フィアットの小型電動車『トポリーノ』が大西洋を渡り、米国市場に上陸した。

【画像】フィアット・トポリーノ

フィアット・トポリーノフィアット・トポリーノ

トポリーノは、イタリアのデザイン文化と海辺の雰囲気にインスパイアされた低速電動車(LSV)だ。混雑した市街地ではなく、沿岸部のドライブやリゾートコミュニティ、プライベートな住宅地での使用を想定して設計されている。

米国ではゴルフカートをゴルフ場以外の目的で使用するオーナーが多く、日常的なマイクロモビリティへの需要が高まっている。トポリーノはこうした需要に応える存在として位置づけられている。

ステランティス傘下のフィアットにとって、今回の米国投入は急成長するマイクロモビリティ市場への戦略的な一歩でもある。

■2つのボディスタイルを用意

フィアット・トポリーノフィアット・トポリーノ

ラインアップは「トポリーノ」と、オープンの「トポリーノ・ドルチェヴィータ」の2種類。トポリーノはパノラミックサンルーフを備え、ドルチェヴィータはロールバック式のソフトトップとドアロープを採用する。

外装には「ヴェルデ・ヴィータ」カラー、14インチホイール(ヴィンテージカバー付き)、LEDランプ、左右対称のボディデザインなどを採用。内装にはデジタルクラスター、収納スペース、スマートフォンホルダーなどを備える。

■スペック

フィアット・トポリーノフィアット・トポリーノ

パワートレインは5.4kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。最高速度は時速19マイル(約30km/h)、航続距離は最大46マイル(約74km)。2.3kW交流充電で満充電まで約5時間かかる。

車両サイズは全幅4フィート7インチ×全長8フィート3インチ×全高5フィート1インチ、車重は1073ポンド(トポリーノ)。

なお、LSV(低速車両)コンバージョンキットを導入することで、最高速度を時速25マイルに引き上げ、速度制限35マイル以下の公道での走行が可能になる予定だ。

■価格と販売

メーカー希望小売価格は1万3995ドル(約230万円)。「トポリーノ」および「トポリーノ・ドルチェヴィータ」は、米国内の一部ディーラーで限定販売が始まっている。

《森脇稔》

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