【ローバー売却決定!! Vol. 4】ザ・デイ・アフター---生産拠点はこうなる

自動車 社会 行政
【ローバー売却決定!! Vol. 4】ザ・デイ・アフター---生産拠点はこうなる
【ローバー売却決定!! Vol. 4】ザ・デイ・アフター---生産拠点はこうなる 全 1 枚 拡大写真

BMWがローバーの重荷からいかに開放されたがっていたかは、売却先のフェニックスにたいし5億ポンド(約850億円)の融資をしたことから伺える。さらに2億ポンド(約340億円)がアメリカの銀行から融資されると思われる。

またフェニックスは、株式の1/3をロ−バーの労働組合に提供し、将来の技術提携先(おそらく本田技研工業)にも技術移転費用として株式の一部を提供すると言っている。

『25』と『45』の生産は従来通りロングブリッジ工場で継続され、『75』の生産は現在のオックスフォード工場からロングブリッジへ移転される。『MGF』の生産もロングブリッジで続けられるが、「MG」のバッジはファミリーモデルの“スパイス”としても利用される。また近い将来のモデルとしては75のエステ−ト(ワゴン)がやはりロングブリッジで生産される。

『ミニ』ブランドは今後もBMWが維持する。新型ミニはロングブリッジで生産予定だったが、75の生産ラインがロングブリッジへ移った後のスウィンドン工場で生産される。

最後に、ランドロ−バ−部門のフォードへの売却は先の合意通り実施され、価格は2億ポンド(約340億円)。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る