今週のモンツァで行われた合同テストで、順調な仕上がりを見せたデビッド・クルサードがライバルにむけて宣戦布告。初タイトル獲得を目指して全力を尽くす事を宣言した。
「ミハエルとミカ（ハッキネン）は、今年のタイトル争いに僕が加わったことを大いに意識しなければならないだろうね。ここ数年の彼らにくらべると、僕はよりいい状況にあると思う。マシンはこれまででいちばんいい状態だし、僕自身も完走を多く果たしている。オーストラリアとブラジルを除けばすべてのグランプリでポイントを獲得しているし、いまは自分にツキがあると思うよ」と笑顔でクルサードは語っている。
ブラジルGPでは２位でフィニッシュするも車両規定違反により失格になったが、初戦のオーストラリアGP以外はすべて完走を果たしているクルサード。常に2番手に甘んじてきた男にやっと運が巡ってきたか？
