東京都は、排ガスから有害物質を排出するディーゼル車から、排ガスがクリーンなCNG車に転換するため、年度内に都庁に天然ガススタンドを設置すると発表した。
都では、ディーゼル車排ガス対策の一環としてディーゼル車からCNG車への転換を推進している。しかし、CNG車は供給施設が少ないことから普及が進んでいないのが現状だ。都では、納入業者にディーゼル車の使用を禁止する方針を打ち出しており「CNGスタンドが無いからディーゼル車を使っています」との言い訳をさせないため、都庁内にCNGスタンドを設置することになった。
都では、天然ガススタンド創設を今週開催する「新市場創造戦略会議」で発表して、ガソリンスタンドにもCNG供給施設の設置を呼び掛ける。
