トヨタ自動車は18日、2001年の販売計画を発表した。それによると、グループ企業のダイハツなどを含めた世界全域での販売台数を601万台として、初めて600万台の大台を超えた。国内販売目標も188万台と設定。2000年と比較して6%増という強気な戦略を打ち出した。
また、シェアの目標は43%を超えるとしており、それを実現させるための援護射撃として、今年よりも多めの新型車を発売する予定であることも明らかにしている。
国内販売台数の目標設定を多めにしたことについて、同社の張社長は「今年の半ばから景気が回復基調に乗り始めたのか、『セルシオ』のような高級車を求める法人需要が高まった。このペースなら来年にも期待できる」と語り、予測への自信を見せた。
