トヨタ自動車は5日、2001年のモータースポーツ活動と支援活動を発表した。2002年のF1（フォーミュラワン）参戦へ向けて3月からテスト走行を開始するほか、国内では国際舞台で活躍できるドライバーの育成を目指し、スカラシップ制度の充実や関谷正徳氏を校長に迎えてのレーシングスクール設立する。
2002年シリーズからのF1参戦に向け、3月下旬からマシンのテスト走行を開始、年内には欧州のF1開催全サーキットでテストランを終了する計画。一方、昨年5勝したCARTでは5チーム9台にエンジンを供給し、初のマニュファクチュアラーズチャンピオンを狙う。
国際レースで活躍できる日本人ドライバーを育成するための支援策では『ヴィッツ』などによるワンメイクレースを今年も継続するほか、昨年、現役ドライバーを引退したばかりの関谷正徳氏を校長に迎え「トヨタレーシングスクール」を設立、2003年の本格スタートに向けた準備を開始する。
