警視庁は18日、アメリカ製の高級スポーツカーにレンタカーの2トントラックを故意に衝突させ、保険金1500万円をだまし取っていたとして、このスポーツカーを所有していた大田区在住の会社員と、トラックを衝突させた川崎市多摩区在住の自動車修理工場社長を詐欺の容疑で逮捕したこと明らかにした。
警察の調べによると、2人は昨年8月11日の未明に大田区内の路上で、アメリカ製の高級スポーツカー、シェルビィ『コブラ』に2トントラックを故意に衝突させ、このクルマを破壊した。その後、トラックをぶつけた者が経営する自動車修理工場で過大な額の見積書を作成。レンタカー会社が契約する保険会社から修理代など1500万円をだまし取った。
クルマをぶつけた人物と、修理代金の見積書の作成人が同じことを不審に思った保険会社が警察に告訴。今回の摘発に至ったという。
このクルマはハンドメイドに近いアメリカ製のスポーツカーで、7.0リットルのV8エンジンを搭載、435馬力の出力を発生するという。
