三菱自動車は、早期退職優遇制度の「セカンドキャリア支援プログラム」を一般社員にも拡大すると発表した。同社では、これまで早期退職優遇制度として「セカンドキャリア支援プログラム」を管理職を対象に導入してきたが、対象を一般社員にも広げる。
対象となるのは満40歳以上・勤続10年以上の一般社員で、募集人員は800人だが、希望者が多ければ最大1200人まで適用する。早期退職を選択した場合、月収の4カ月から48カ月分を特別プレミアムとして退職金に上乗せする。応募期間は9月末退職が8月１日から21日まで、12月退職が11月１日から14日までだが、9月末の退職募集で定員いっぱいとなった場合は2回目の募集は行わない。
マツダの希望退職の募集では、募集開始とともに応募者が殺到し、結局、当初の予定よりも希望退職者の人数を上積みした。三菱では、最初から殺到した場合の人数は折込済みで、三菱社員で、早期退職を考えている人は早めに決断した方が良さそうだ。
