【熊野学の技術詳説】『エスティマ・ハイブリッド』---燃費はベース車の2倍以上

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【熊野学の技術詳説】『エスティマ・ハイブリッド』---燃費はベース車の2倍以上
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さらに、以下のような状況では、前後のモーターを活用してエネルギーの回生を行う。

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減速時:フロントモーターとリアモーターが発電機となって走行エネルギーを電力に変え、バッテリーを充電する。さらに制動時には、ブレーキペダルの踏み込み量に応じた回生制動となるようにフロントモーターとリアモーターの発電量を制御する。重量車は走行エネルギーが大きく、それを4輪で回生することが低燃費のために必須である。

滑り易い路面:エンジンとリアモーターによる4WDとなる。つまり、プロペラシャフトが不要の4WDだ。エンジンの駆動力が前輪の摩擦力を上回る場合、余分な動力でフロントモーターを駆動して発電し、その電力をリアモーターに供給する。

以上のように、エスティマのTHS-Cは『プリウス』のTHSと異なるハイブリッドシステムだ。THS-Cでは、CVT/動力切替機構/リアモーター/スターター兼発電機などが追加されている。

エスティマ・ハイブリッドは、FFのベース車(4気筒モデル)より200kg以上重いが、燃費は2倍以上良い。最後に、THS-Cの「C」は、CVTの「C」である。

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