タイヤに厳しいと言われるマニクール・サーキットでの勝利にひときわ喜んだブリヂストン。ラルフ・シューマッハ&ミシュランの躍進、カナダGP直前のマニクールテストの不振などにより、急きょニュースペックのタイヤを開発してレースに臨んだ。
フランスはミシュランの地元。ミハエル・シューマッハの50勝とタイヤの性能がレースを左右するフランスGPでの勝利にブリヂストンのスタッフも大喜び。観戦に訪れた渡邉恵夫社長も「私にとって今シーズン初めてのF1。それがこれほどエキサイティングなバトルになって見ていてスリリングだった」と語る。
「特にブリヂストンタイヤを履いてのシューマッハの50勝とブリヂストンの50勝に立ち会ったのだからね。スタートでのミカ（ハッキネン）は残念だったが、ミハエルとルーベンス（バリケロ）が表彰台に上がってくれて嬉しい。このような勝利は世界中に入る私たちのスタッフにとってモチベーションとなる」
「タイヤを供給するすべてのチームにとって全レースが成功するようにブリヂストンにいる全員が本当に一生懸命働いてくれている」とブリヂストン会心の勝利に喜びを語っていた。
