24日夜、大阪市在住の女子中学生が神戸市内の中国自動車道の本線上に手錠を付けた状態で放置、死亡した事件で、兵庫県警は死亡の直接原因を大たい骨の複雑骨折を原因とする失血死と断定。このケガを負わせて逃走したトラックの行方を捜している。
事件が起きたのは24日夜で、友人に「男友達と会う」と言って姿を消した女子中学生が、その数十分後に手錠を付けた状態で中国道の本線上に放置、死亡したというもの。この中学生が本線上に放置された直後、たまたま通りかかったクルマのドライバーがこれを発見。救助しようと路肩にクルマそを止めたところ、後方からやってきたトラックが少女の足を踏み潰し、そのまま走り去った。目撃者の証言によると、はねたトラックは緑色の幌をつけており、警察では直接の殺人犯を探すとともに、逃げたトラックについても業務上過失致死の疑いで行方を追っている。
また、被害者と見られる少女が、中国道を走行中の車内で男3人から殴る蹴るの暴行を受けていたのを並行して走っていたクルマのドライバーが目撃しており、警察では関連を調べるとともに、料金所のナンバー読み取り機、Nシステム、オービスなど、ありとあらゆる記録装置から得たデータの洗い出しを進めているという。
