【フランクフルトショー2001出品車】AMG『S63』/『CL63』(その3)

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【フランクフルトショー2001出品車】AMG『S63』/『CL63』(その3)
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フランクフルト・モーターショーで発表予定のAMG『S63』と『CL63』は後輪駆動。メルセデスベンツ製5速オートマチック・トランスミッションの強化バージョンで後輪は駆動される。これが新しい「SpeedShift」と一緒に搭載される。このシステムは最近『C32』とともに初めて導入されたものだ。

静止状態から100km/hまでのタイムが、S63で5.5秒、それより多少重いCL63だと5.7秒かかる。この成績はS55とCL55に比べてそれぞれ0.5秒、0.3秒縮まっている。トップスピードは例によって250km/hに設定されているが、希望に応じてこのスピード制限チップを取り除くことは可能。その場合、280km/hをも超えるとの噂もある。

S63、CL63ともにメルセデスベンツの最新「ABC」サスペンションを搭載。このシステムは四輪それぞれのサスペンションのシリンダーに油圧を使って作用し、ボディーの動きを吸収、車体を安定させるのを助ける。

フロントが直径345mm、リアが同315mmのパワフルなディスクブレーキ、そしてスピード感応機能のついたステアリングホイールは、既に『S600』でおなじみ。また、17インチのアルミホイールに225/55のタイヤが標準装備。それに加えて、大人気が予想される19インチのホイールに245/40(フロント)と275/35(リア)というタイヤ・オプションが用意される。

車内を覗くと、デザインを新しくした計器類のクラスターに、320km/hまで読み取れるスピードメーターが見える。すでに充分に充実していたS600と『CL600』の機能・アクセサリーリストに加え、音声入力カーナビに、ウッドトリム、レザー表皮、クライメートコントロール(空調)にガラス製サンルーフ等々が加えられる。

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