稲垣吾郎駐禁事件---目撃者「警察はガラスを割ろうとしていた」

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稲垣吾郎駐禁事件---目撃者「警察はガラスを割ろうとしていた」
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24日、東京都渋谷区の路上でSMAPの稲垣吾郎が駐車違反を発端とした業務上過失傷害で逮捕されるという事件が起きた。勾留理由がないということで稲垣容疑者も釈放され、騒ぎは終息に向かいつつある。しかし、この事件にはいくつかの疑問点もある。

現場近くの店の人が騒々しい雰囲気に気が付いたのは逮捕から20分ほど前だったという。駐車禁止取締り中の警察官とマセラティ『3200GT』のドライバーが何か言い争っている雰囲気。ドライバーは「クルマどかせばいいんでしょう」と言い、婦人警官は「免許証を見せなさい」と叫ぶようにしていたため、異様な雰囲気に気が付いたと目撃者はいう。

ドライバーは無言でクルマに乗り込むと、そのままエンジンをかけ、ウインカーを出して発進させようとした。そのとき、婦警の一人がクルマの進行方向に立ちはだかった。クルマは急ブレーキをかけたが、婦警がクルマと接触したようには見えず、他の婦警が「アンタ、人を殺す気!?」と叫び、そのまま進路を妨害するように立っていた。

このため、マセラティは後方に下がって進路を作ろうとしたのだが、婦警の一人が「こいつ逃げようとしている」と応援のパトカーを呼んだ。そのうち男性警官も到着。ドライバーがなかなか窓を開けようとしないので男性警官同士で「ガラス割っちまうか」という会話を大声でしていたという。その段階で婦警は騒動当初からの全員がおり、ケガをしているようにも見えなかったという。

この目撃証言を元に、警視庁広報に「逮捕までの詳細を教えてください」と電話で問い合わせたところ、「コメントする必要が無い」という答え。負傷した警官については「詳細を答える必要はない」、全治5日間のケガと判断した病院がどこなのかという問いには「コメントできない」、5日間のケガって擦過傷(かすり傷)ですよね、という問いには「当事者でないから知らない」、警察病院だとしたら労災で処理できるように長めの診断期間を言い渡すのでは、という問いについてはノーコメント。最後には電話を切られてしまった。

《石田真一》

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