自動車版iモードビジネスを生み出せ---経済産業省など官民合同プロジェクト

自動車 テクノロジー ITS

経済産業省や慶応大、トヨタ自動車などの官民共同プロジェクトは18日、インターネットとITS(高度道路交通システム)を結びつける実証実験を来年実施すると発表した。2〜3月の2カ月間、首都圏と中部圏で実験を行い、技術課題やシステムの有効性などを検証する。首都圏では車両70台を使い、給油時の電子決済や走行中の情報提供を、名古屋ではタクシーなど1700台で業務用や乗客用の情報システムを実験する。

また、自動車のスピードメーターやワイパーの作動情報をもとに道路交通情報を作成する「プローブ情報サービス」の実験も行う。カーナビやVICS、ETCなどITS関連のサービスはすでに始まりつつあるが、開発環境や通信手順が統一されていないため、これらのサービスを応用した新ビジネスが育ちにくいのが現実。IP(インターネットプロトコル)を用い、通信手段を問わずに開発・動作環境を共通化し、iモードのような新市場を生み出したい考えだ。

《編集部》

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