岐阜県警は15日、メンバーの中学生に殴る蹴るなどの暴行を行ったとして、岐阜市を中心に活動する暴走族グループのリーダー格である19歳の少女ら2人を傷害の疑いで逮捕し、中学生3人を含む8人を同容疑で書類送検したことを明らかにした。
警察の調べによると、この少女らは今年8月12日の未明、14歳の少女をゴルフパターなどで殴り、全治1カ月の大けがを負わせた疑いが持たれている。加害者と被害者は同じ暴走族に属していたが、掟として義務付けられていた土曜深夜の集会に被害者が来なくなったことに腹を立て、この少女を呼び出して「決められた集会に来ないのは無断でメンバーを辞めるのと同罪だ」として暴行を加えたという。
