「ジェスチャー、それとも本気?」GMのエタノールカー

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「ジェスチャー、それとも本気?」GMのエタノールカー
「ジェスチャー、それとも本気?」GMのエタノールカー 全 1 枚 拡大写真

GMでは来年の上半期から、エタノール使用のフルサイズピックアップトラックを発売すると発表(既報)、これが自動車評論家などの間で大きな話題となっている。

GMの発表によると、ガソリン、エタノールどちらでも燃料として使用できるバージョンが発売されるのは、シボレー『シルバラード』、GMC『シエラ』の2モデル。どちらもピックアップトラックの人気車種だ。

しかし現在エタノール常備のガソリンスタンドは全米でも200カ所程度。しかもエタノール使用を可能にするためには、消費者が250ドル(約3万円)ほどを負担してそのための装置をクルマに取り付ける必要がある。そのため「GMは単に燃費の総量制限のためのクレジットを取るために、低公害のピックアップを作る、というジェスチャーを示しているだけ」という批判がある。

一方のGMでは、すでにシボレーの『S10』、『タホ』、『サバーバン』、GMCの『ソノマ』、『ユーコン』などにエタノール使用バージョンを作っており、ガソリンよりも安く低公害のエタノールを今後も積極的に取り入れる、とコメントしている。

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《Sachiko Hijikata, US editor》

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