GM(ゼネラル・モーターズ)は、2001年11月の米国内販売台数が前年同月比13.3%増の36万3721台となり、好調に推移した。1月まで延長したゼロ金利ローンキャンペーンの効果が証明された格好。このうち、乗用車は同10.9%増の14万0556台、商用車が同36.7%増の22万3165台とピックアップトラックなどが好調な商用車が特に伸びた。商用車の販売台数22万台は過去最高。
中でも新型SUVのシボレー『トレイルブレイザー』、GMC『エンボイ』、オールズモービル『ブラバダ』が好調。全体の市場でもミッドサイズユーテリティ分野は2カ月連続で過去最高の記録を塗り替えた。
ただ、これらの好調はゼロ金利キャンペーンの効果によって需要を先食いしているだけで、来年1月に反動が現れるとの見方が濃厚だ。