GMは、当初は10月末まで実施を予定していたゼロ金利ローンキャンペーンの特別販促プログラム「キープ・アメリカ・ローリング」を11月18日まで延長すると発表した。対象となるのは2001年、2002年式のシボレー、ポンティアック、オールズモービル、ビュイック、キャデラック、GMC、サターンの小型及び中型トラック。
ゼロ金利キャンペーンは、米国同時多発テロ事件を受けて、経済立て直しを図りたい政府が要請し、GMが9月20日から開始した。ゼロ金利キャンペーンの実施により、GMの販売台数は前年同月比31.2%増と急増したことから、キャンペーンを延長する。
この動きに他社も追随を表明するのは必至だが、ゼロ金利キャンペーンは7-9月期決算で赤字転落したGMの収益をさらに圧迫するのは確実だ。こうした販売促進策は一度やると止めらない?