あなたの街に信号機を!! ---費用は国が半分持ちます

自動車 社会 社会

警察庁は20日、道路整備が進みながらも信号設置がこれまで見送られてきた地域へ、事業費67億円を使い、4011カ所に新たな信号機を設置するという方針を示した。信号が無いために事故が増えている現状を解決するためで、設置場所の選定作業はこれから進めていく。

第二次補正予算で獲得した予算のうち、約67億円を信号機増設のための補助金として用いる予定で、信号機設置に必要な額を警察庁と自治体が折半するという仕組み。信号機設置のために、国が補助金を出すのは実に16年ぶりのこととなる。

支出を決めた背景には、道路整備が進んだ都市近郊や農村部などを中心に、高齢者が関係する事故が急増していることがある。信号があればクルマを止めることができるが、そうでない場合には歩行者の存在に気づかないために減速や停止を行わなかったり、無理に横断しようとして事故に遭うケースがここ数年、目立つ形で増加していた。

このため、信号を設置する自治体に「補助」という形で、国の資金を支出し、信号の数を増やすことで事故の低減に乗り出すこととなった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ホンダ WR-V 新型試乗】思わず二度見する「サイズ感」と「サイドブレーキ」…岩貞るみこ
  2. ジープ『グランドチェロキー』新型プレビュー! グリル新設計、2.0L直4ターボチャージャーを導入か
  3. 10代の若者にオススメできるクルマ、『フォレスター』などスバルの新車3モデルが選出
  4. オフロード車とスーパーカーの境界を打ち破る、800馬力のブラバス『Gクラス』発表
  5. スズキ『ジムニー』ファン必見! 限定3000個の精巧キーチェーン登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  2. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  3. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  4. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  5. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
ランキングをもっと見る