決断。暴走族取締りを阻害していた“線”を広島県警が無くした!!

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広島県警は6日、暴走族対策のために広島市中心部にある所轄署の管轄区域を見直すことを明らかにした。暴走族やチーマーなどの不良グループのたまり場になりやすい公園の管轄を一本化することで、スピーディな取締りを行えるようにするのが目的だという。

広島市中心部の中区には、暴走族などの不良グループが集会を繰り返す「袋町公園」と「アリスガーデン」という二つの公園がある。このうち前者が広島中央署管轄、後者が広島東署管轄となっている。ところが二つの公園の距離はわずかなものでしかない。暴走族グループも警察の管轄が違うことや、連携した取締りができないことを知っているため、一方で取締りが始まると、もう一方に移動するといった“イタチごっこ”が続いていた。

県警ではこれまで二警察署間の連携を取るべく、様々な検討を重ねてきたが、管轄の境界線を1ブロック分移動させて、二つの公園を共に中央署管轄に含めることが得策であるとの意見に達した。早ければ4月に管轄変更を実施し、今後は一斉取締りを行っていく。

ただし、警察署そのものの人員増は行わず、増えた1ブロック分の面積にほぼ等しい区域を中央署管轄から東署管轄に移動させ、業務の平均化を図るとしている。

《石田真一》

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