【フォード/ファイアストンいちおう決着】クルマの欠陥を示唆する資料はない

自動車 社会 社会

アメリカNHTSA(運輸省・道路交通安全局)は、ファイアストン製タイヤ装着車の横転事故問題について、「フォード『エクスプローラー』の安全性を調査する必要はない」という結論を出した(既報)。

ファイアストン・タイヤ装着のフォード・エクスプローラーに事故が集中していたため、タイヤだけではなくクルマにも安全上の問題があったのではないか、という疑惑に一応のピリオドが打たれた形だ。同時にNHTSAは1998年以前に製造されたファイアストン・タイヤに欠陥があったことも指摘している。

ファイアストンの親会社であるブリヂストンでは様々な事故データを提出し、エクスプローラーの方に問題がなかったか検討するよう要請していたが、NHTSAでは「エクスプローラーは他のモデルと同様に、アメリカで最も安全なクルマのひとつ。ファイアストンから提出されたデータにはエクスプローラーの欠陥を示唆するものはなかった」としている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る