免許保有者が7555万人突破---進む高齢化

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警察庁は14日、全国の運転免許証保有者数が昨年末の時点で7555万0711人に達したことを明らかにした。免許保有者の数は前年比で1.1%増加しているが、その一方で平均年齢は43.4歳となり、10年前と比較して高齢化が加速していることもわかった。

この調査は各都道府県の公安委員会が把握している免許保持者の数を合計したもので、毎年調査が行われている。昨年末の段階での免許保有者数は7555万0711人で、原付免許が取得可能な16歳以上の全人口に占める保有者の割合は70.2%に達した。

しかし、16歳〜24歳のうち、原付を含む二輪車の免許を保有している人数は減少しており、10年前は全体の10.4%が保有していたが、今回調査ではこれが7.3%と減少している。少子化の影響や、校則による免許取得禁止などが影響しているようだ。普通免許保有者を合わせた数値も確実に減少傾向を示している。

その反面、保有者の高齢化は一段と進み、10年前は39.8歳だった平均年齢が43.4歳になった。70歳以上の免許保有者も395万5020人となり、統計調査開始以来最大となった。

《石田真一》

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