現代(ヒュンダイ)自動車はシカゴオートショーで『HCD-7』セダンコンセプトを発表した。このところ現代自動車はエントリーモデルメーカーからよりアップグレードしたレベルのクルマを発表し続けている。
引き続きトロントオートショーでは、昨年のフランクフルト・モーターショーで発表した『クリックス』コンセプトカーを展示した。クリックスも明らかに中層以上のカスタマーをねらったコンセプトだ。
クリックスはヨーロッパの現代デザインセンターが開発したクロスオーバーモデルで、コンセプトは「機能性と運転する楽しみ」。パワートップを操作することによってコンバーチブル、Tトップ、ピックアップに形態が変化する。エンジンは2.2リットル4シリンダーで300hpという強力なパワー。
現代では5年以内にクリックスを市販化することをほのめかしており、性能面ではアメリカでも高い評価を受けるようになった韓国車が、今後日本メーカーのような存在を目指してアピールを続けることは間違いない。