ダイムラー出身社長就任で、三菱自動車はクライスラーと同じ道を歩むのか?

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ダイムラー出身社長就任で、三菱自動車はクライスラーと同じ道を歩むのか?
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ダイムラー出身のエクロート氏が社長兼CEOに就任することで、今後ダイムラー主導による大胆なリストラの嵐が吹き荒れそうで、三菱自動車は完全にダイムラーの傘下に入ることになる。

今回、ダイムラーが三菱自動車社長をダイムラー出身のエクロート氏社長にしたのには、三菱自動車の業績への懸念が高まっているためとの見方が強い。三菱は02年3月期連結決算で、ブレークイーブンを確保できる見通しだが、軽自動車以外の販売は低迷したままだ。その中で、ダイムラーはクライスラーの北米部門の業績悪化で、赤字に転落、シュレンプ社長も「このままだと三菱自動車も足を引っ張って、自分が株主から追求される可能性がある」と判断したと見られる。

このため、エクロート氏の社長就任で、三菱自動車は人員削減、工場閉鎖などの新たなリストラを進めるのは必至な情勢。エクロート氏は、「トップ以外の人事は今後詰めていく」としており、ドイツから三菱に大量の役員が送り込まれる見通しで、役員に日本人が数人となる可能性も。クライスラーを事実上のっとった手法と同じだ。

《レスポンス編集部》

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