トヨタ自動車は、ストックオプション（新株予約権）の発行数を決定した。ストックオプションとして発行する株数は187万6000株で、同社取締役・技監、従業員、海外関係会社幹部が対象。
トヨタでは、すでに業績が上がって株価が上がれば、市場で売却してその差額が報酬になるストックオプションを導入することを決めており、今回、発行株数を187万6000株にすることを決めた。払込価額は未定で、8月1日現在の株価で決定する。
新株予約権の行使期間は2004年8月1日から2008年7月31日まで。
対象は取締役・技監61人、従業員432人、海外関係会社幹部61人の合計554人。
ストックオプションは、権利行使期間中に払込価額を株価が大きく上回れば、その分が報酬となる。株価低迷しているこの時期だけに、トヨタ役員、社員は報酬を得るチャンスが広がる。
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