ニュルブルクリンクでのヨーロッパGPではチームメイトのルーベンス・バリケロに勝利を譲り、2位フィニッシュに終わったフェラーリのミハエル・シューマッハ。しかし次戦シルバーストーンは99年に両足骨折という自身のキャリアの中でも最も深刻なアクシデントを負ったことのあるサーキットであるにもかかわらず、シューマッハはやる気充分だ。
「もちろんその記憶（99年のクラッシュ）は常に頭の中にあるよ。そういったことを完全に忘れ去ることは不可能さ。でもコクピットに座れば、すべての記憶は消え去る。シルバーストーンでも100％の力で臨むよ」とシューマッハ。
「テストの内容がかなり自信に満ちた結果だったから、準備万端という気持ちだよ。先日行ったムジェッロでのタイヤテストも非常に建設的だったし、シルバーストーンに向けてすべての面において自信を持っているよ」。記念すべき自身60勝目に向けて不安材料は見あたらないようだ。
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