日本自動車工業会が25日発表した6月の自動車生産実績は、前年同月にくらべ1.5％減の85万4690台となり、3カ月ぶりのマイナスとなった。輸出は好調だが国内向けの減少が大きかった。
乗用車の生産については、普通車、小型車、軽ともに減少した結果、前年同月にくらべ2％減と6カ月ぶりに減少したが、トラックについては0.9％増と微増を確保し10カ月ぶりに前年水準を上回った。
6月は国内需要が前年同月にくらべ6％減の50万1233台となった半面、輸出は15％弱の増加と大幅に増える見込み。国内四輪生産は好調な北米需要に支えられ輸出頼みの様相が強まってきた。
