1日午後、千葉市緑区の路上で、右折しようとした乗用車に直進してきた3人乗りのバイクが衝突するという事故が起きた。この事故でバイクに乗っていた16歳の女子高校生が路上に投げ出されて死亡している。警察ではバイクを運転していた18歳の少年と、乗用車のドライバー双方からケガの回復を待って事情を聞く方針。
警察の調べによると事故が起きたのは1日の午後8時30分ごろで、千葉市緑区おゆみ野南5丁目付近の市道交差点を右折しようとした乗用車の側面に、直進してきたバイクが止まることができずに激突した。この事故でバイクは転倒し、路上に投げ出された16歳の女子高校生が全身を強く打って即死。バイクを運転していた18歳の少年と、同乗していた17歳の少年2人が足首の骨を折るなどの重傷を負った。また、乗用車の運転手も軽い打撲傷を負っている。
事故当時、このバイクには定員をオーバーした3人が乗車していたようで、警察では「定員オーバーでブレーキが効きにくかったことと、バランスを崩すまいと高速度で走行していたことが事故の原因」として、バイクを運転していた少年の退院を待ち、業務上過失致死・致傷罪で逮捕するという。
