暴走族が男性襲撃、散弾銃を持ち去る---だけと弾丸の発射はできない?

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25日深夜、栃木県大平町内の県道で建築業の男性が暴走族と見られる20人あまりの襲撃を受け、クルマのトランクに積んであった散弾銃を盗まれるという事件が起きた。警察では傷害と窃盗の両面でこの暴走族グループの行方を追っている。

警察の調べによると、事件が起きたのは25日の午後11時55分ごろで、大平町西野田の県道を48歳の男性がクルマで走っていたところ、対向車線を走ってきた20台あまりのバイクに囲まれた。男性は危険を感じてクルマから逃げようとしたが、暴走族とみられる少年数人から殴られるなどの暴行を受けたという。また、この際にクルマの後部トランクを物色され、収納してあったクレー射撃用の散弾銃が入ったケースが奪われた。

奪われた銃は上下2連式の散弾銃で、銃身、銃床、先台(さきだい)の3つに分解して専用のケースに収めていた。暴走族グループに強奪されたものは銃身と銃床で、弾丸の発射に使う先台は盗まれておらず、また実弾もケースには入っていないことから発射はできないようだ。

警察では男性から襲撃当時の詳しい状況を聞くとともに、暴走族グループがなぜこの男性を狙ったのかなど、慎重に捜査を進めていく方針。

《石田真一》

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