【パリ・ショー2002出品車】兄弟増えた---スマート『ロードスター＆クーペ』
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698cc直列3気筒ターボエンジンをリアミッドに搭載、出力60kWで車重が790kgなのでパワーウェイトレシオは9.6kg/bhpとなる。トランスミッションは「ソフタッチ」6速シーケンシャル。0-100km/h加速はロードスターが10.9秒、ロードスター・クーペが11.2秒、最高速度はいずれも約175km/hと発表されている。
ロードスターはロールオーバーバーを残してキャビンがフルオープン、ロードスター・クーペはキャビン後半がガラス張りのラゲッジスペースとなる。いずれの仕様でも手動ソフトトップが標準設定で、分割脱着式樹脂製ハードトップもオプションで同時に設定できる。さらに、やはりオプションの電動ソフトトップは最高速度で走行中にも開閉できるそうだ。
ロードスターは同名の、ロードスター・クーペは『クーペ』の名前のコンセプトカーとしてすでに発表されていたもの。なお従来型は欧州で『シティ・クーペ』と呼ばれるが、日本市場では単に『クーペ』とされている。
《高木啓》
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