乗用車が大音響と共に爆発、周辺の家に被害も---原因は酸素ボンベ? 

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10日午前、大阪府松原市の路上に止まっていた乗用車が大音響と共に爆発するという事故があった。クルマは爆発の衝撃で大破し、隣接するマンションの20部屋でガラスなど割れる被害があった。クルマに乗っていた男性は車外に投げ出され、死亡している。

事故が起きたのは10日の午前11時20分ごろで、松原市天美我堂にあるマンションの前に路上駐車していたクルマが大音響と共に突然爆発した。爆風によってマンションの道路側にある部屋の窓ガラスは全て粉砕。クルマの天井部分やトランクカバーは50メートル先まで吹き飛ばされた。爆発当時、運転席にいたとみられる男性も車外に投げ出され、全身打撲などが原因で死亡している。

警察ではクルマのトランクに積まれていた溶接用のアセチレンガスのボンベに何らかの火が引火。隣に置かれていた酸素ボンベがその熱で膨張して大爆発につながったのではないかと推測している。クルマからは溶接用の道具も発見されており、自殺ではなく事故の線が濃厚だという。詳しい原因については専門家の意見も参考にしながら今後も検証作業を継続する方針だ。

《石田真一》

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