退職後も高速道路の無料パスを不正使用---兵庫県警の元警部を送検

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兵庫県警は11日、昨年退職した元警部が、公務の際に高速道路を通行する際に提示する「公務自動車証明書」を退職後も返還せず、不正使用を続けていたことを明らかにした。元警部は発覚後に通行料全額を返還しているが、県警では有印公文書偽造と詐欺の容疑でこの元警部を書類送検している。

警察の調べによると、この元警部は職務の際に使用する「公務自動車証明書」を県警高速隊に所属していた当時、職務で使うよりも余分に受け取り、それを保存して在職中から休日にも使用していた。また、昨年11月の退職後もこれを返還せず、不正に使用していた疑いがもたれている。

この証明書は本来厳密に管理されており、使用する場合には所属長に用途や目的などを申請することになっている。しかし、現場ではかなりルーズに扱われていたようで、深夜など所属長がいない時間帯に出動することを想定し、余分に申請することは黙認されており、元警部もこうした手口で証明書を入手していたと供述している。

県警では不正に通行した分の高速代が全て返還されていることから事件化はしておらず、書類送検に留め、実名公表も避けたとコメントしている。

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《石田真一》

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