交通課主任クラスの巡査部長が酒気帯び運転で懲戒免職

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石川県警は12日、先月30日に飲酒運転による自損事故を起こし、10日に罰金30万円の略式命令を受けた大聖寺警察署の交通課に勤務していた43歳の巡査部長を、同日付けで懲戒免職処分にしていたことを公表した。この警官は同署交通課の主任クラスであり、普段は飲酒運転を取り締まる側だったということも重視されたようだ。

問題の事故は8月30日の午後11時20分ごろ発生している。加賀市内の市道を自分のクルマで走行していた大聖寺署の交通課に勤務する43歳の巡査部長が、運転を誤って道路左側の用水路に転落したというもの。後の調べで、この巡査部長から0.2グラム相当のアルコールが検知され、酒気帯び運転だったことが発覚した。

この巡査部長が飲酒をしたのは、大聖寺署の幹部が出席した地元の交通安全協会が主催する懇親会で、警察官の飲酒事故をどうやって撲滅していくかなどをテーマに話し合いが持たれたと言われている。

事件発覚後、石川県警本部や大聖寺署に「取り締まる側である交通課の警官が飲酒事故を起こすなど言語道断」といった内容のクレームが市民から相次ぎ、市民生活への影響を考慮した結果、極めて早い段階で懲戒免職処分の実施が決まったという。

《石田真一》

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