25日朝、群馬県邑楽町狸塚の信号機の無い町道交差点を横断していた小学生の列に、直進してきた乗用車が突っ込むという事故が起きた。小学1年生の女児がクルマと接触した弾みで転倒したが、クルマは現場からそのまま逃走した。警察では目撃情報を元に、逃げたクルマの行方を追っている。
警察の調べによると、事故が起きたのは25日の午前7時50分ごろで、通学のために横断歩道を渡っていた小学生5人の列に乗用車が突っ込んだ。一番前を歩いていた児童はクルマのスピードが落ちないことを不審に思い、走って横断することで回避したが、前から2番目を歩いていた7歳の女児とクルマが接触。女児はこの弾みで転倒した。クルマはその場で一時停止したが、女児が転んだ様子を見るとそのまま現場から逃走したという。女児は顔などに擦過傷を負い、全治1週間程度の軽傷を負っている。
警察ではひき逃げ事件として逃げたクルマの行方を追っているが、目撃者の話によるとクルマは灰色かガンメタリックのスポーツタイプ、あるいは2ドア車だという。