壊れちゃいけないはずの部品が破損? 周辺に飛び散って被害

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16日午前、横浜市鶴見区内の首都高速湾岸線で、走行中の大型トレーラーから金属製の部品が突然飛び散り、後続の乗用車や対向車線を走っていたトラックに当たり、ガラスが割れるなどの被害が出た。警察が事故を起こしたトレーラーを調べたところ、プロペラシャフト部が砕け散っていることが明らかになった。

神奈川県警の調べによると、事故が起きたのは16日の午前10時10分ごろで、首都高速湾岸線の大黒ふ頭付近を走っていたドライバーから「走行中の大型トレーラーから何かの金属部品が飛んできて当たり、ガラスが割れた」という内容の110番通報があった。警察が事故を起こしたとされるトレーラーを調べたところ、前方のトラクタヘッドから後方のトレーラーに動力を伝達するためのプロペラシャフトが破壊され、この部品が周囲に飛び散っていたことがわかった。

プロペラシャフトは動力を伝達するための部品で、特に頑丈に作られているのだが、ボルトで固定されているはずの接続部が金属疲労などで亀裂が入り、それが走行中の衝撃で一気に拡大し、破損したものとみられる。ただし、同種の事故はこれまでに例がなく、非常に特殊なケースといえる。

警察ではトレーラーの運転手や、運送会社、トレーラーの製造会社から整備状況についての事情を聞く方針。

《石田真一》

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