交通違反は空から追い詰めろ!! 静岡県警が交通取り締まりにヘリ活用

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静岡県警は18日、上空を飛ぶヘリコプターと連携した取り締まりを初めて実施することを明らかにした。今回は東名高速を走るクルマのうち、車間距離を十分に確保しないクルマがターゲット。上空から特殊カメラを使って地上を走るクルマ同士の車間距離を測定し、危険があった場合には地上のパトカーに連絡し、取り締まりを行なうことになる。

取り締まりが行なわれるのは今月20日の午後1時から4時までの間、東名高速道の御殿場〜浜松インターチェンジ間で行われる。上空を飛ぶ県警のヘリコプターが、特殊なカメラで撮影してクルマ同士の車間距離を測定。危険な数値と判断された場合、地上で待機するパトカーに対してクルマの特徴などを連絡し、検挙するという。ヘリが撮影した映像は地上に送信し、取り締まり時にドライバーに確認させることができるようになっている。

空を飛ぶヘリコプターと、地上のパトカーの連携は凶悪事件の捜査ではこれまでに数度行われたという実績があるが、交通違反の摘発に積極活用するのは初めてのケースとなる。県警では今回の実施をテストケースとしており、有効性が確認できる場合には今後も同様の取り締まりを行なうとしている。今回は画像を取りやすい車間距離についてだが、今後はスピード違反のクルマを上空から追い詰める、なんてことが現実のものになるかもしれない。

《石田真一》

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