【ソウルショー2002速報】GM大宇となって再出発---開発中断のギャップは大きい

自動車 ニューモデル モーターショー
【ソウルショー2002速報】GM大宇となって再出発---開発中断のギャップは大きい
【ソウルショー2002速報】GM大宇となって再出発---開発中断のギャップは大きい 全 4 枚 拡大写真

2000年秋、日本で言うところの会社更生法適用が決まり、その後はずっと身売り先を探してきた韓国第2位の自動車メーカーだった大宇(デーウ)。GMが引き受けることがようやく決まり、韓国内ではGM大宇という名称で再スタートすることになった。

【画像全4枚】

新組織発足と同時に5ドアハッチバック&スモールセダンの『カーロス』、4ドアミドルクラスセダン『ラチェッティ』の2車種を登場させた。一連のゴタゴタが起きる前から開発がスタートしていたものだが、約1年間の中断期間が生じてしまう。カーロスは世界戦略小型車が乱立する世の中で「今のままでは勝ち目がない」と判断。デザイン面などは開発再開以後、可能なかぎりで見直し作業を進めたようだ。

ただし、消費者の目で2車を冷静に眺めた場合、そこに中断期間1年間のギャップが全くあらわれていない。そう言ったなら嘘になってしまう。大宇の開発が止まった1年間、他メーカーの頑張りもあり、韓国車の質感は格段に向上した。ところがこの2車はそれを置き忘れている。

カーロスのシンプルなエクステリアデザインには好感が持てるのだが、中身はプラスチッキーな面しか見えてこない。当面は韓国内専用とのことだが、これを世界戦略車とするならどこに出しても勝ちようがない。作ったばかりというのもあるかもしれないが、有機溶剤系の匂いが鼻をやたらと刺激するのもマイナスだ。韓国人プレスの中には匂いのひどさに「産地直送かい?」と、スタッフに皮肉を言う人も。ラチェッティも高級感がウリだったこれまでの大宇とは一線を画す。安っぽさは隠せない。会社更生法の申請直前に発表された『マグナス・イーグル』とは全く違う。別メーカーのものという気もする。

開場後は「厳しい意見も真摯にお受けします」とスタッフは前向きだったが、午後には2車の周囲に説明員の姿はなし。文句を言われてばかりで疲れてしまったのだろうか。

《石田真一》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱のスーパーセダン『ランエボ』ついに復活? 400ps超、PHEVの可能性
  2. 人気のコンパクトミニバン、トヨタ『シエンタ』に次期型の情報…土曜ニュースランキング
  3. 新型マツダ『CX-5』のセンターディスプレイ専用に設計、ディーフ「保護フィルム」2製品を発売
  4. ジープ、フィアット、アルファロメオの3車種3989台にリコール…火災のおそれ
  5. 日産の株価が3日続伸…国内生産台数100万台へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. 生活道路の法定速度が30km/hへ、9月1日から引き下げ---ここまで影響アリ
ランキングをもっと見る